何かにハマっている人というのは、本人が真剣で一生懸命であればあるほど、他人からは理解しがたい存在となります。その奇妙なというか時に常軌を逸した行動は、哀れというよりはむしろ可笑しかったりするものです。本書では、園芸を熱心な趣味としてしまった者の哀しい(?)性が、鋭い人間観察によって丹念にというよりも、容赦ないほど執拗なくらいに描かれています。
辛口で・ユーモラス 。 しかも・精密 で ある。 学者 で あり、 ジャーナリスト で あり、 童話作家 等など、 多彩 な 大いなる 趣味人 で あった☆ カレル・チャペック♪ *当方も、 極めて・辛口で、 図書館にて・先ず、 確認して から、 愛蔵書 と 出来る もの・のみを 購入 する。 今や 500冊は 処分・ 又は・ 差し上げて しまった!! が、 この 文庫本は いつでも 開ける 場所に 何時も! さりげなく 置いて ある。 シンプルライフ を 愛する 辛口嗜好の 当方には、 出会い=著者♪ を 堪能 させて くれた 愛おしい 一冊 で ある☆ *カバー や 挿絵 も お洒落で 好み で ある♪
チャペックさんったら、もう、ユーモラスなんだから。私もガーデナーの端くれとしてめちゃめちゃ共感。趣味って高じすぎると時に人を狭量にしてしまうのよね(笑)たかがガーデニング、されどガーデニング。高い美意識と完ぺき主義がガーデナーを狂わせる。水のやり方ひとつとってもこだわりがあるんです。ないように見えて。お手伝いなんて頼んだ日にはそれこそ勝手なもんで、ええぃ!とホースを横取りするか、後からこっそりチェック。だって植物だってれっきとした生き物なんですから、デタラメなことは出来ません。
チャペック好きな方だけでなく、「紅茶屋さんの名前でしょ?」というカフェ好き、紅茶好き、可愛い雑貨好きな方にも、園芸入門書と思われた日曜ガ−デナーの方にも、笑える本読みたいなあ、という方にも、「戦争反対、恋愛賛成」な方にも。老若男女幅広く楽しめる本です。何回読んでも爆笑。
四季を通じて自分の庭に心を砕き、「晴れだ」「雨だ」「土作りだ」「植付けだ」と一日として心の休まることのない園芸マニアの“悲しい性”をユーモアたっぷりに描いている。この本が書かれた20世紀前半とガーデニングブームの当代を比べて、マニアのこの性分は何ら変わりないだけに、なおのこと面白い。マニア本人および、家族や知人は「その通り」とうなずき、苦笑しながら読むことになる。 |
このページの情報は 2007年1月5日19時2分 時点のものです。 |


