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童話に出てきそうな花宴の庭 |
いつかのテレビでターシャ特集をしていたとき彼女は、「自分が死んだら庭は自然に帰す」と言っていました。
この写真集は多分、ターシャのガーデニング全盛期の物だと思います。
絵本で描かれる優しいパステル調の花木がそのままの色で庭に息づき、様々な色が混雑しているのに
不必要な花色は無いという見事な調和は、ターシャの熟練された美意識のなせる技。
本書で一番興味を持ったのは、ターシャの生け花です。
大きな花瓶や壺に色とりどりの花をぎっしりと生け、現代のフラワーアートには無いとても自然で素朴な花の飾り方に目を見張りました。
「わたしの生け花はいい加減よ。
ガーデニングと同じで、好きなように花を集めるだけ」
家の中にも鮮やかな花宴が広がるターシャの世界に、ただもう圧巻されます。
素晴らしい写真集なので、ガーデニングに興味が無い人にもぜひ手に取って欲しい本です。
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再度問う、出版社の良識 |
ターシャの絵本は、いまや社会人になった娘も読んでいましたから、このレビューでも極めて好意的に取り上げさせていただきました。
ただ、ターシャの「生き方」についてNHKが特集を組んでから、絵本作家としてのターシャではなく、「自然に生きる人」という視点で彼女自身を取り上げた書籍やDVDが文字通り「雨後のたけのこ」のように発売されています。
この本もそうです。
もう、順番も分からなくなるくらい、たくさんの似たような本が、これでもか、これでもかというくらい発売されてます。
夫婦で、ガーデニングにこってる我家では、当初、この作家の本を買いあさりました。でも、どれもこれも、同じようなもので、「もう、買うのはやめよ」といいながら、「ひょっとして・・」と買う日々でした。
今回も、結局、今までの焼き直し。
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庭についてはわたしはうぬぼれやです。 |
そう、そのとおり。この本は『ターシャの庭』となにかが決定的にちがっているように感じた。
前者は豊富な写真が見事だが、黙したターシャだ。後者は、果てしない園芸談義に熱中する素顔のターシャが活写されている。
ターシャをよく知っている人ならではの本だと思った。
園芸に興味のある人間たちは、自分の汗と技をそそきこんで花を見事に咲かせるのが生きがいではないだろうか。
そう、みんな、ひそかにうぬぼれている。
花が見事に咲いてオーラを発する時は、さりげなく人にもみせたがる。そんな気持ちはおくびにもださないが。
自分が気にいった種や苗を手に入れるにはどんな苦労もいとわず、常に花の様子に心をくだき、入念な下作業をし、
知らないことはないかと研究を続けるのはトーゼンです。
えんえんと園芸談義を続ける、そんな、楽しさを満喫しました。
私も本を読みながら、私の最大の武器の『園芸百科』(主婦の友)をかたわらで調べながら、うなりながら、園芸談義に参加しました。
まあ、規模はちがうのですが、そこは小学生みたいで、学閥なしです。
花の組み合わせなどが、さすがというべきか。美しい写真にうっとりとしました。
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雑踏の街に住む私のオアシス |
ターシャテューダーを初めて知ったのは、この本を通してのことでした。購入以来、ターシャさんは私の憧れとなりました。現在韓国在住ですが、埃っぽいソウルの街で、オアシスとなってくれているのがこの写真集です。写真家の方も自分を出しすぎず、ターシャさんとガーデンを愛し尊重して撮っているような気持ちが伝わってきます。今は他の写真集も購入しましたが、この本がいちばん好きです。
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タ−シャ・チュ−ダ−のガ−デン |
とても美しい写真集です。庭の花々と共にタ−シャの生き方が魅力的に写されています。紙質がよいので色がきれいで眺めているだけでも心が和みます。